石からできるもの

昨日の日記にさりげなく書いた、Yajima プロセスで出来る長繊維を編んだコンポジット用の布の写真を出しておきます。もちろんワンオフもの。
上の結晶は旧ソ連科学アカデミー流出の合成水晶。
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CFRP 用の炭素繊維って、空気中で熱すると700℃ぐらいから酸化されて燃えちゃうんですが、こいつは1100℃でも大丈夫。
こいつで FRP を作って自動車の車体にすれば、そのステルス性によりスピードレーダーにも引っかからない、走り屋には最高のコンポジットパネルができます。
が、たぶんボンネットパネル1枚でも200諭吉を超してしまうでしょう。ハイエンド材料ってそんなお値段なの〜。
最近になって、ディーゼル DPF のフィルター材に使われはじめてきました。
国内自動車屋がコモンレールの高性能ディーゼル車を自家用車用にいっぱい作って、そこでこいつを使ってくれれば、価格はもうちょっと安くなるかも。


石からできる高機能性材料です。