失踪予告

猫んでいなければ、この日から石掘りの旅に出ます。
久しぶり♪
ガマ開けるぞー。


ニュースでは、

 9連休を取ってニューヨークに向かう東京都渋谷区の会社員女性(25)は成田空港で、「なんで大型連休になってこんな騒動になるのか」とうんざりした表情。

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090428-OYS1T00648.htm?from=nwlb


って。甘く見ちゃあかんよ。インフルエンザは人死にの出る病気ですぜ。


んで、ニュースでは、アエロメヒコの直行便で帰ってきた人を調べたけど、感染者はいなかった、って。
ちょっと待て。メヒコ直行便はあまりにも便が悪く、普通はどこかでトランジットして行くもんなんですけどね。
私はヒューストンでトランジットしました。
トランジットしてメヒコから帰ってきた人を検査しなければ、意味なかろ?


あの国は貧富の差が激しくて、貧乏人はとことんお金がありません。
銀鉱山に行って会った鉱夫に、案内のお礼に封を開けたキャメルを1箱差し上げたら、メチャクチャ喜んでました。
煙草は高い買い物で、まともなものは1箱500円ぐらいするのですが、これって鉱夫の日収ぐらいです。
普通、バラで1本だけ買うんだそうです。
とてもじゃないけど、医療なんて受けられないんですね。貧困層は。
メヒコ内での、報告された見かけ死亡率の高さは、インフルエンザが完全に蔓延しているのと、医療を受けられない人の多さに基づくのでしょう。


で、京子さんは「土産物を買うときに値切ってくれるな。金をいっぱい落としてやってくれ」と。
観光客の行かない鉱山集落を歩いて、それは痛いほどよくわかりました。
なので、有り金のペソを全部使って、銀鉱山のまわりで、大量の紫水晶を購入したのでした。重かったぞ。
天空の城ラピュタで鉱山街のシーンが出てきますね。あれはヨーロッパの古い銀の鉱山街がモチーフだと思うのですが。
あれは子供向けアニメだったのでうまく伝わらなかったのかもしれませんが、ああいうところって、ものすごく貧困なのです。
貧困すぎて、日本の観光客のカッコでは足を踏み入れるのもためらわれるほど。
親方をはじめとする鉱夫衆が仲がいいのは、一緒に助け合わなければ生きていけないからなのでした。