赤城の徳川埋蔵金にかかる特許
埋蔵金関係者には有名な特許らしいんです。
特開2001-042765 なんですが、なかなか読ませてくれる特許です。
すげー面白いです。これでわくわくしなけりゃ男じゃない!
要約とクレームは、こうなっとります。
【要約】 (修正有)
【課題】狩野埋蔵金について、経済効率のよい黄金の採取を実現する。
【解決手段】黄金の埋蔵場所を既に公開されている関係資料から、埋蔵金は7ケ所の古井戸に在るとの解読、古井戸の詳細な位置は公開関係資料の方位と歩測を仮想7点と実7点とに判別して実7点に在るとの解読、公開関係資料の地図の縮尺は仮想7点のうち曲線から浮上した1点と中心との距離を429歩とすることにし、公開関係資料の地図の近似方位は(子)が北であると解読し、埋蔵場所は埋蔵当時の地図と縮尺の解かった公開関係資料の地図を津久田原とその隣接地域一帯とを照らし合せて狩野の地に在る等として決定する方法である。また、黄金の埋蔵場所は古井戸であることから、埋没した古井戸の位置は、井戸の平面形状を井戸の埋め戻し土とその周りの地山部分との比較で識別し、地上から浅い部分である上部の掘削によって井戸の位置を知る。
【特許請求の範囲】
【請求項1】狩野埋蔵金、すなわち、従来一般に赤城山徳川埋蔵金と言われている黄金の埋蔵場所を既に公開されている関係資料を解読、すなわち、埋蔵金は7ケ所の古井戸に在るとの解読、また、古井戸の詳細な位置は公開関係資料の方位と歩測を仮想7点と実7点とに判別して実7点に在るとの解読、また、公開関係資料の地図(図3)の縮尺は仮想7点のうち曲線から浮上した1点と中心との距離を429歩とすることによるとの解読、また、公開関係資料の地図(図3)の近似方位は(子)が北であるとの解読、また、公開関係資料の地図、(図3)の場所は埋蔵当時の地図(現在一般に入手可能な当時の状況に近い実測地図は、大日本帝国陸地測量部による明治40年測量のものである)と縮尺の解かった公開関係資料の地図とを津久田原とその隣接地域一帯とを照らし合せて地形の一致する場所を選定することによる解読(地形の一致する場所は狩野の地に在る)、等をすることによって決定する方法。
【請求項2】 公開関係資料の縮尺を決定する歩測において旧日本陸軍の150センチ複渉を採用することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
【請求項3】 公開関係資料の縮尺を決定する歩測において江戸末期の測量技術者の一般に利用していた歩幅を採用することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
【請求項4】 公開関係資料の縮尺を決定する歩測において江戸末期の政治、または、警察、または、軍事関係者の一般に利用していた歩幅を採用することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
【請求項5】狩野埋蔵金、すなわち、従来一般に赤城山徳川埋蔵金と言われている黄金の埋蔵場所は古井戸であることから、埋没した古井戸の位置を探すにあたって、井戸の平面形状を井戸の埋め戻し土とその周りの地山部分との比較で識別し、地上から浅い部分である上部の掘削によって井戸の位置を知る方法。
【請求項6】 特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項、及び、第5項記載の方法によって、狩野埋蔵金、すなわち、従来一般に赤城山徳川埋蔵金といわれている黄金の埋蔵場所を発見したこと。
【請求項7】 特許請求の範囲第6項記載の発見にもとづいて、狩野埋蔵金、を発掘すること。
長文です。じっくり読んでわくわくしてください。
特許庁データベースで実際に見たい方は、以下のページから。
http://www.ipdl.inpit.go.jp/Tokujitu/tjsogodb.ipdl?N0000=101
文献種別:A の、文献番号:2001-042765 です。これを入れてください。