御場山の玉髄

気になって、この辺の地質に詳しい某氏に聞いてみました。
御場山はデイサイトの山で、岩質自体はとてもじゃないが火打石になるものではないが、メノウ(玉髄)のベインが走っているので、それだろう、という話でした。
あのあたり、妙義のメノウもそうなんですが、薄くってなかなか大きな材が確保できないので、掘っても儲けにならなかったんでしょうね。
久慈のメノウなら太い脈は数十センチはあるからなぁ。流通経路があればこっちのほうがいいよね。
http://d.hatena.ne.jp/doublet/20070422#p1


堀場は知人にも不明。現地に行かないとたぶんわからないでしょう。いってもわからないかも。
ラクオッカネエ山で、周囲は絶壁という話。これは地形図を見てもそんな感じ。
ウチョウラン取りがザイルで懸垂下降して、イワマツの隙間にハマっているウチョウランを採って崖から落っこちるような山だそうです。
「落ちるなよー」って忠告されました。うひゃー。
県の埋文の人が今でも探してるよ、という話ですので、こっちに連絡取ったほうが確実かしら。


鏑川にはいっぱい石英質の石は転がっています。
チャートと変成帯の石英レンズなんですけど。
これを使わずに、粘り強い玉髄をあえて探して使ったというところに、製品品質に対するコダワリが読み取れます。


石原の「あかりの資料館」と、群馬の森に実物があるから見てみ、ということでした。