荒川銅鉱山跡
古い古い銅鉱山行き。場所はこの有名な写真でわかるよね。荒川。
↑荒川の手選鉱作業写真
マインロード荒川(旧百目石坑を利用した観光施設)は、完全に閉鎖していた。
百目石も、上からガンガン石が降ってくるからなぁ。
沢に上がると、明治期に掘ったでかい穴が開いてる。
ねぼさんが下に写っているので、それと比較すると落石のでかさがわかる。
坑口から確認すると、上下50mは掘り抜いている。とにかくでかい脈掘り。
中を覗くと銅で青くなったような石が落ちてる。
でも、底はものすごく深くて、ケービングの装備がなければ降りられない。
そもそも、落石が怖いので、降りる人はいないだろう。
この脈は、沢の対岸まで、地表から地下深くまで、明治末から大正期に掘り尽くした。
逃げて帰ってきた。
温泉は協和町の「四季の湯」。いきつけ。
角館の桜まつりに通りがかり、夕飯ついでに屋台に寄って、腹ごしらえ。
すると、同じテーブルの家族連れが、高校時代の同級生だった。
マジでビビった。運命のめぐり合わせのような感じがする。
高校から600km離れ、たまたま立ち寄ったお祭りで、ばったり鉢合わせるのは尋常じゃない確率の低さかもしれない。
彼女は結婚してから仙台で、地震でだいぶやられたらしい。
知人も津波で流され、かける言葉が見つからない。
オレも向こうも、高専を卒業してから、ずいぶんしょっぱい思いをしたなぁ。