山菜と鉱物と、どっちが大事なの?

朝から山菜採り。
場所はよく知っていて、人が来ないようなところ(公共の土地)に大量にタラノキが生えているところ。
ただ、雪が深いところなので、もう一週間は待ったほうがいいよな、と言った感じ。
葉っぱがまだ出てない。
しかし、たまたまそこに居合わせた人は、それをガンガン乱獲している。
コゴミも、こう言っちゃなんだけど、集めて採るようなレベルでもない。
コゴミはもっと日当たりの悪いところのほうがいいよ。
そんな早いタラッペをそんなにたくさん採ってどうするのだろう。
水に放り込んでおくと伸びるわけでもあるまいに。
トウシロだよね。採り方も、収穫物も。
同じ岩手ナンバーでも、地元衆に反感買うぞ。


場所を変えて日の当たるところを狙うと、程よいサイズのタラッペは3家族分ぐらいは楽勝に採れた。
そこかしこに生えているし、採る人もほとんどいない。
場所がマニアックすぎる。
タラッペは細いものを採らず、後続の芽が出ているようなものを狙い、幹を折らないように丁寧に曲げるのが肝要。
残しておくのももちろん。次に来る人のためにも、木のためにも。
持続可能(サステイナブル)な山菜採りってのは、一度教育を受けないとわからないのかも。


和賀川は雪融け水が多く、錦秋湖ダムは完全満水。放水中。
とてもではないが、歩いて対岸に渡れるような状況ではない。
ここら辺は、地形が急峻でねぇ。何度も痛い思いをしている。


古い鉱山跡で水晶を掘ったら、手が傷だらけになった。
ガマは開いていて、延長が奥に奥に伸びている。
ガマの下半分に、褐鉄鉱がたまり固化しているものの、水晶は上にも下にも。
残念ながら、いいものはあまりなかった。


穴ゆっこで泥を落として、湯田牛乳を飲んで、のんびり帰ってきた。