水晶掘り

朝から掘り掘り。
藪を漕いで露頭を探し、端からかち割って、子供に配布する用のものを拾っていきます。
大きさは2cmぐらいでいいんですが、やっぱり頭がきちんと付いているものがいいですよね。出来れば透明なの。


藪を漕いで傾斜をよじ登り、壁に張り付き、露頭を叩きます。
cliff climbing
↑実はけっこう足場が高くて、落っこちそうで怖いです。


quartz crystals
↑表面はくすんでますが、先端部はかなり透明です。


が、しかし、やっぱりかち割ったものよりも、自然に風化して、母岩から外れたほうが美麗ではあり、こういうのを探します。
ここの水晶脈には空隙にオレンジ色のガマ粘土がものすごく詰まっていて、ネチャネチャで掘るのに難儀するのですが、こういう粘土はカオリナイトの含有率が高いので、焼き物に使えないかと2kgほど包んで持って帰ってきました。
電気炉で焼きましょう。
「水晶焼」か、「晶洞焼」って名前はいかがでしょう。
大きなガマを開けた記念に粘土を持って帰り、それで焼き物を焼くというのもいいかも。
ぐい飲みと箸置きの作成を予定しています。
まずは石と落ち葉を抜き、よく練って、乾燥させてヒビが入らずにカチカチに乾いてくれるかをチェックしてみます。
それでいけるようなら、電気炉で千度で素焼きにしましょう。


そんなこんなで夕暮れになり、山から下りて温泉に入り、ラーメン(ジャンボ盛り)を食べるのでした。


お疲れさまでした。