2011-10-20から1日間の記事一覧

欽一石

アマチャ鉱物コレクターの総帥、故櫻井欽一博士の名前を頂いた鉱物です。 含水の鉄のテルル酸塩で、記載産地の標本存在数がものすごく少ないことでも知られます。産地は河津鉱山猿喰坑ですが、檜沢坑でもあるみたいです。 テルルを多く含んだ金鉱石の二次酸…

加納輝石

加納輝石(kanoite), (Mn, Mg)2Si2O6, mon., P21/c. 北海道爾志郡熊石町館平 国立科学博物館蔵.標本番号:NSM-M21331 (type specimen) 幅 : 4.5 cm 記載者である小林先生が科博に送られた、タイプ標本の切断標本の片割れ。 加納輝石は熱変成を受けた層状マン…