不均一系の反応

ある種の反応で、試薬メーカーの違いに基づく反応性の違いの議論となる。
A 社のものは44時間かかっても反応が進行しないが、B 社のものは30分で進行するという状態。
試薬の見た目はあまり変わらないのだが。
いろいろなメーカーのものを試してみないとわからないという落とし穴。
不均一系の反応はなかなか難しい。
再現性を出すのに一苦労。そこに science で説明できる何かがあるのは確かなのだが、それが何なのかはわからない。ちょっとオカルトめいている感じもする。
それを詰める時間も無いし。


固液還元反応には落とし穴がいっぱい。Grignard 試薬調製のマグネシウムなんかも同じ現象が起こる。
A 社の純度 99.99% の粉末でないと行かない反応もあれば、N 社の純度 98% でないとできないものもあったり。
迷信を信じたがるわけだ。
月曜日に反応をしないとうまくいかないとかね。んなアホな。