琥珀色の・・・

写真はバルト海のコハクの中の虫です。虫の大きさは2mm前後。
Nikon EL-Nikkor 50mm F4 を f = 16 まで絞り込んでます。


コハクは樹液の化石で、生成時に粘度が高かったのか、多くの動物化石を含んでいます。
バルト海のコハクは4000万年前と言われてますから、古第三紀で、恐竜の血は吸ってなさそうです。
化石は私はまったくダメなのですが、コハクの保存状態の良さは、ホントに面白いですね。
タイムスリップした感じで。タイムカプセルと表現される理由がよくわかります。
虫は数千年前、樹液に張り付いて動けなくなったときのそのままの状態です。
「早く嫁さんのところに戻んなくちゃ」とか、「腹減ったなー」とか考えてたかもしれませんね。


コハクで検索していて見つけたのですが、ヤフーオークションのコハクの出品で、

何分、約5000万年前の品のため、ノークレームノーリターンでお願いします。

の説明には笑わせてもらいました。
それを言ったら、石関係のカテゴリーの出品はみんな NCNR になっちゃうってば。