花石−室蘭−苫小牧

一昨日のメノウ産地探索の続きで、今日もちんこべ♪
状況はだいぶ飲み込めました。
今日は、珍古部川の上流に向かいます。
くるくる回って判明したのですが、現在、花石の郵便局から、珍古部川上流に林道を作っています。
あらかた林道工事は終わっていますが、まだ法面はむき出しです。
ここに、白いメノウの脈がいっぱい走っているのが見えます。
このメノウの脈を見ながらとことこ散歩します。
するってえと・・・

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   | ノ      ヽ
  /  ●   ● | クマ──!!
  |    ( _●_)  ミ
 彡、   |∪|  、`\
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  |    ( _●_)  ミ  クマー・・・
 彡、   |∪|  、`\

この足跡、一昨日は無かったぞ。
といった感じで、ヒグマの足跡だらけ(しかも大きく、子連れ)なのです。
弱ったねこりゃ。
崩落土砂に混じって赤いメノウがあり、脈から出てくるのはことごとく無色です。
一ヶ所、転石に水晶が入っているものがあり、かち割ってお土産にします。


珍古部川に近く、ばかでかいメノウ脈が露出しているところがありました。
露頭は粉砕された土砂に埋まり見えなかったのですが、脈幅は2m近くありそうです。

↑写真中ほど左に私のハンマー(石頭)があります。


この脈を割るのは大変だったろうな。
林道の脇に、1.5mほどの巨大なメノウ塊が落ちていました。

ただし、このメノウは真っ白で透明感に乏しく、染めても縞が出そうに無いので飾り物には難しいでしょう。
せいぜい庭の置石かと。
墓石をメノウで作るってのもナイスアイデアですね。
沢の出合に、40kgはある大きなメノウの塊があり、半分は花模様、半分は無色半透明のものだったので、これを背負って下りることにしました。
これなら、国産のメノウで最高級メノウ乳鉢ができることでしょう。


しかし、背負って1秒して、このメノウを拾ったことを激しく後悔しました。
腰が壊れちゃうよ。
汗だくになり、ボッカ状態で山から下りました。重かったです。


おかげで、夜通しドライブして旭川まで行こうとしたんですが、苫小牧で挫折してしまいました。