氷の世界
こいつはおもろい!
氷がこんなに表情豊かだとは思いませんでした。
室温は0℃以上なので、どんどん融けるかと思ったのですが、融けるものもあれば育つものもあり、ファインダーの中で時々刻々変化します。
で、何で雪の結晶があれほど美的な造形を示すのかが、やっとわかりました。
- 結晶成長条件が変化すると、基盤になる結晶の構造を引き継ぎづらい。引き継ぐのもあれば、そうでないのもある。
- 蒸気圧が高く、気相で育ちやすい。当然、結晶面よりも頂点を狙って結晶成長が起こりやすくなる。
- 過飽和を嫌う
ということなんだろうと思います。
有機物とはかなり様子が違います。
とはいえ、撮影するのは大変です。
かなりあわててレンズを交換し、アングルを決め、ピントを合わせなければならないからです。
外気温が氷点下になったら、頑張って撮影しましょう。
ここは暖かくて、そう簡単に氷点下まで下がらないのが寂しいです。
氷の結晶を撮影するなら、寒いところがいいです。
なお、当家の氷には「ありがとう」とも「ばかやろう」とも声を掛けていません。
撮影メモ:上が Photar 25mm、下が Luminar 40mm。いずれもだいぶ絞り込んであります。ホコリがひどいのでクリーニングしましょうね。