とりあえず一度行ってみたかった大萱生金山万寿坑へ。
住友が掘っていた鉱山ですが、行ってみて地元の人が観光用に管理しているのを知りました。
管理人のおばちゃんとしばらく談笑。
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かつての写真(たぶん昭和初期)
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山神社
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鉱床は、老脈っぽい石英脈で、若干の銅鉱を伴います。黒銅鉱、黄銅鉱は見えます。
んがしかし、食指が動くようなものではありませんでした。


カタクリがいっぱい生えてますね。
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区界の峠を越えて、大昔不毛石英脈を掘った松草鉱山に行ってみました。
ここも何もなし。石英塊すらほとんど落ちてないという。
なぜかここには、トクサがいっぱい自生してます。
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そばの、区界金山の跡にも。石英脈は多く残り、ガマもちらほら開いてますが、残念ながら水晶がことごとく頭がぶつかっていて、しかも白く濁ってます。がっくり。
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しばらく運転して、太平洋側に。
田老の街が津波で消失してました。わかってはいたけど、この目で見るといかに被害が甚大だかがよくわかりました。
あの、田老の巨大なX字の堤防を津波は乗り越えてきました。大津波ってのはおっかなく、そして、手の打ちようがありません。
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ご飯屋さんの地元のお客さんの話を聞いていて思ったのですが、みんな例外なく、去年の3月11日に、人生が激変してしまったのです。