白石市赤井畑の紫水晶産地(水晶山、通称雨土冢山)が採集禁止になったそうです。
あそこは市の土地で、市から委託された林道管理人*1が軽トラでついでに見回りに来るのですが、とうとう、という気がします。
江戸期から紫水晶を産したと言われ、綺麗な紫水晶を明治−大正期に多く産しました。
古典的な鉱物標本には必ずここの紫水晶が組み入れられています。
最後は爺さんが印鑑用の紫水晶を掘っていたという話でした。
ダイナマイトの繰り孔がある石も転がっていたので、最後は火薬を使ったのでしょう。
あそこの水晶には魔力に近い魅力があり、通う人が多かったですね。
そして、林道入り口の山川屋菓子店のあげまんじゅうが美味しいんですよ。


思い出の産地になってしまったようです。
ホントに、ホントにいろいろ思い出されます。

*1:この人が面白い人なんです。しかもいい情報を持っていて・・・