今日の「仄かに光るもの」

あいかわらずこのシリーズは続いてます。
今日は王道中の王道。氷砂糖です。
正式にはショ糖です。


実際にしてみます。
大きな金属製土台に氷砂糖を載せます。
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木槌で粉砕すると・・・
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粉々に砕け散ります。当たり前ですね。


これを暗いところでやってみます。撮影はバルブです。
sugar_3
わかります?青白く光っているの。
砕け散る時に瞬間的に青白く発光するのです。


もっと部屋を暗くして、カメラの感度を上げます。
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これもトリボルミネッセンスです。
結晶崩壊だから、バンド理論からかなと思ったんですが、絶縁体だし分子結晶でバンドは完全離散だし、これは静電気かな。


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しかし、男が漆黒の闇の中で、角砂糖をカンカン砕くという図は、どう考えてもシュールすぎます。


丑の刻参りです。


そして部屋が砂糖だらけになりました。もうダメです。
この写真撮るのに、500gは砕きましたよ。
ビニール袋に入れろと magrit さんがアドバイスを下さったのは、こういう理由からでしょう。
しかし、ビニール袋に入れたら写真にならないので、知っていても入れなかったでしょうね。
これから黙々と掃除です。
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あーもう、カメラもレンズも砂糖だらけ。カビはえそう。


(メモ)Nikkor-O F1.2 完全開放。感度は最高で H1.0 です。露出は1秒。
発光はミリ秒単位でしょう。
Micro 60/2.8G では開放でもほとんど写りませんでした。
これは暗すぎます。しかも瞬間なのでガムテープより難易度高いです。
これは高速マクロレンズオシロニッコールとD3のコンビネーションだから撮れる被写体といえます。