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http://www.sponichi.co.jp/entertainment/flash/KFullFlash20090921038.html
結局、荒船艫岩から落っこちたのは臼井さんだということがわかりました。
あそこから落ちたら、ほぼ確実に死にます。
ご冥福を祈ります。
記事では、デジタルカメラには崖から下を撮影した画像が入っているので、事故だろう、と。
あそこ、完全に100m以上垂直の崖で、しかも崖の縁まで人がいけるんですよね。
もちろん手すりなんてありません。
登山道は離れたところにあるんですが、ついつい恐いもの見たさで縁まで行ってしまう人がいます。
学生さんを連れて行って、あんまりハジッコまで行くので、お尻がムズムズしました。
私だって、あそこに行ったら安全マージン1m取らないと、おっかなくて。
足を滑らせるってのを考えないのかな、と思いましたです。
私ですら、危なくてデジカメで写真を撮るのを躊躇するところなんです。
もし撮影しろって言われたら、這いつくばるか、ザイルを結びます。
オヤジが若い時、荒船艫岩の人工登攀ルートをいくつか開拓してるんですが、狂ってるとしか思えないです。
オレよりよほど変わり者だろ。
有名人が落ちてしまいましたので、新しい警告看板が立つでしょう。
ただ、手すりを付けるのはよして欲しいですね。
今まで、高いところで、「こいつは怖い」と思ったのは
がトップ3でしょうか。細かいのは無数にあるんですが。
天岩戸鉄橋は高さ100m以上の旧国鉄で最も高い鉄橋で、単線レールの間が粗いメッシュ敷きです。
下が見えるのは怖いです。しかも風で揺れるし。まあでも手すりがあるから大丈夫
下にユースホステルがあるんですが、ユースの泊まり客が朝に鉄橋の上でラジオ体操するんです。
あほですか。
2番も100mぐらい。ザイル付けるところじゃないけど、足場がグズグズなんです。
3番もグズグズでした。ガスっていて崖下が見えなくて、人頭大の岩が足下から崩れ落ちるんですが、落っこちても落下音がしないんですよね。吸い込まれていく感じ。「あ、オレ堕ちて死ぬな」って意識し、足がガクガク震えましたです。
(教訓)恐いもの見たさは、生還できる安全マージンをキチンと取ること。山では自己責任。